妖怪・ヒダル神〜ゲゲゲの鬼太郎
最近、テレビ「ゲゲゲの鬼太郎」にも登場し、話題となった。妖怪・ヒダル神は、食べ物を粗末にする人間に空腹感をもたらす妖怪で、
さらに仲間にしてしまう恐ろしい力をもつ。
妖怪・ヒダル神は、主に西日本に伝わってる。
山道などを歩いている人間に空腹感をもたらす妖怪をいう。この妖怪に憑かれると、歩いている最中に突然に激しい空腹感、疲労に襲われるという。
手足が痺れたり体の自由を奪われたりし、その場から一歩も進めなくなり、ひどいときにはそのまま死んでしまうこともあるという。
妖怪・ヒダル神に憑かれるとされる場所は、山道、峠、四辻、行き倒れのあった場所などが多い。妖怪・ヒダル神は、餓死者や変死者の妖怪と考えられており、人知れず死んだ者が祀られることなく周囲を彷徨う妖怪となり、自分が味わった苦しみを他人にも味合わせようとしているのだという。したがって、地域によっては火葬場でも憑かれるという。妖怪・ヒダル神に憑かれて死んだ人間は同様の妖怪となり、妖怪・ヒダル神がどんどん増えてしまうという。また、妖怪・ヒダル神を山の神や水神の仕業とする土地もある。
妖怪・ヒダル神に憑かれたときには、すぐに何かを食べ物を食べれば身動きできなくなることはないとされる。妖怪・ヒダル神を防ぐためには、人間は前もって十分な量の食糧を持ち歩くと良いという。妖怪・ヒダル神に襲われないために弁当を持って山道を行く際には、その弁当を食べ尽さないという心得が伝わっている。山道を歩く人間が僅かの食べ物の持ち合わせもないときには、道端に生えている草を口にすればどうにか妖怪・ヒダル神から助かることができるといいます。また土地によっては、食べ物を近くの藪に捨てる、身につけている衣類を後ろに投げることで妖怪・ヒダル神から助かるという方法も伝わっています。
現代においても主に山間部で、たまに妖怪・ヒダル神に憑かれたという話が伝わっている。一説によると、急激な血糖値の低下や二酸化炭素中毒が妖怪・ヒダル神に憑かれたときと同じ状態をもたらすといい、植物の腐敗で発生する二酸化炭素を妖怪・ヒダル神の正体とする説もある。
ゲゲゲの鬼太郎
水木しげる作の妖怪漫画、ゲゲゲの鬼太郎。ゲゲゲの鬼太郎は、幽霊の少年鬼太郎を主人公とする水木しげるによる漫画作品。
また、それを原作とした一連の作品群の総称をゲゲゲの鬼太郎と呼ぶ。
また、主人公の少年鬼太郎が妖怪達と繰りひろげる物語。
水木しげるロード
水木の故郷である鳥取県境港市には「水木しげるロード」がある。ロードに沿って妖怪オブジェが並び、水木ロード郵便局もある。
境港市の郵便局では、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが入った風景印を押印することもできる。
設置されていた86体の妖怪を100体にするために1体100万円としてスポンサーを募集し、2006年には120体となった。
水木しげるロードの最終地点には「水木しげる記念館」も開設されている。
